自分色に染めすぎない

っていうのも演出の一つなのかもなと、思った日でした。

「演出」の仕事は、「誰かにやってもらう」ことが仕事です。お仕事する中で「アニメーターのやりたいこと」「関わるスタッフのこうしてみたいみたいこと」なんてのもある。その中で最善をチョイスしていくのが演出の仕事だと思う。

中には自分の引き出しの中にないことが来ることもある。

そんな時に、自分の引き出しにないからと全否定して、無理に自分色に染めるのではなく、こういう楽しみ方もあるよなと、柔らかく受け入れるってのもまた大切だよなーと、モーションキャプチャー収録の仕事しながら思いました。

帰りの電車で読んだ本にちょうどそんなこと書いてあったので、メモで。

人生でも仕事でも、柔らかくありたいなぁ。

ジョージ

アニメ演出家

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アニメの演出・監督業務を生業としている中堅４０代。 日々考えていることや、実験的に試していることなどをあげていきます。