チェックの仕方

ちょっとやってる作業で、自分なりのやりやすいやり方を考えてた。

コンテとかもそうなんだけど、PCもアプリも進化しているから今後は紙に書き出したものじゃなくて、ムービーに書き出してチェックに移行していっているような気がする。

そっちの方がシートとか原画を見れなくても、映像になってたら修練がなくてもわかる。アニメの演出の敷居が下がってるのってこういうとこから来てるんじゃないんかな。

当然、作法知ってて、細かいこと気にてチェックできないと事故る映像は大量に生まれそう。

そうなると尚更基礎が超重要な世界線になってくるのかもな。

今でもそうなんだけど、クライアントからこういうことをやりたいが、どうやればいいかわからないから適当なリテイク指示がくる。それを翻訳してアプローチ自体を変えて意図に形に沿った映像にする能力がディレクターに必要になるというか。

みりゃわかるけど、やりたいことの間を繋ぐ力がないとむずくて、それを実現するには基礎が理解できてないと実現できない。

生成AIが出てきて、これって加速しそうな世界線なんだよなぁ。

最近全然買ったりしてなかったアニメの作法の本とか買ってみようかなぁと思った今日この頃です🔚

ジョージ

アニメ演出家

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アニメの演出・監督業務を生業としている中堅４０代。 日々考えていることや、実験的に試していることなどをあげていきます。